今日、午前中のTVで車検に関する問題提議があった。
行政改革で車検の検査を独立行政法人がやっていることを一般の人が知っているのかという問いかけから始まっていた。
独立行政法人になって何か変わったかどうか。要するに効率的になったとか、ユーザーに便利になったとかである。
結論は「ほとんど何も変わっていない」ということであった。
車検期間は現在2年であるが、これの延長や廃止論もある。
ちなみに一般車両の車検証は国土交通省で発行している。しかし軽車両はなんとか(名前忘れた)協会(民間)で発行している。一般車両も民間に任せないのはどういう理由なのか国土交通省に聞いたところ「軽車両は仕組みが簡単」という旨のよく理由のわからないものであった。
また、上記の独立行政法人を評価する委員というものが存在するが、この委員の一部にその独立行政法人から別件など(講師料等)でお金が数百万支払われているという事実があるとのこと。これでは適正な評価はできないのではないかという問い掛けである。
10年程度前は製造から10年以上は1年車検だったりした。だからほとんどの人が10年経ったら廃車にしていたのではないだろうか。私はゴルフ2に16年乗ったが、この仕組みが無くなったから可能だったわけである。
車の安全性を確保するためのものとして車検があると考えるのが当然だろうが、実際のそのシステムは他の目的のために作り上げられているようなところがあると疑われる。様々な団体の既得権確保や雇用確保が主目的になっているというようなことである。
今一度車検の目的とそのために必要なことを考えてみる必要がある。
車検は何年置きが妥当なのか?車検は必要か。それに替わるものはないのか?
2年毎の車検に関わる出費は一般的に誰にとっても大きな負担であろう。この仕組みを野放しにしておいては、悪くはなっても良くはならないことは確かなようだ。
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